編集局から

「日本の記者レベル低い」大谷の会見が世間から痛烈批判 大切なのは会場の“グルーブ”感1/1ページ

15日に都内で行われた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)の記者会見が、「日本の記者のレベルが低すぎる」と世間から痛烈な批判を浴びています。

会見ではまず司会を務めたベテラン記者がいくつか代表質問を行ったのですが、これが1分以上の長広舌で大谷選手も「質問が長くて何を聞かれたか…」と苦笑い。この段階でイヤ~な予感が漂っていました。

記者会見は共同作業。大切なのは会場の〝グルーブ〟ともいうべき一体感です。総括的な質問から始まり、徐々に個別具体的な質問に移っていくのがセオリー。今回は普段からスポーツの取材現場にいない記者も多数参加しており、野球とは縁遠い質問があってもいいのですが、場の空気や前後の流れも読まずに各自が聞きたいことをぶつけても、活発な質疑応答は望めません。

帰国後初の会見で大谷選手に今季の活躍を振り返ってもらうでもなく、のっけから「子供たちにメッセージを」と質問したフリーライター。司会から「必要ない」とクギを刺されているのに、質問前の名乗りで出演番組名をアピールする民放関係者―。〝グルーブ〟とはほど遠い空気のなか、私自身も運よく質問の機会をいただけましたが、消化不良の感は否めません。何より「時間を無駄にした」と大谷選手自身が感じるのでは―、と心配になるひどさでした。(運動部・片岡将)

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