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三笘のドリブルは〝スラローム〟だから止めにくい1/1ページ

後半から投入された三笘が得意のドリブルで流れを変えた=16日、マスカット(共同)
後半から投入された三笘が得意のドリブルで流れを変えた=16日、マスカット(共同)

サッカー森保ジャパンがW杯カタール大会アジア最終予選で、ようやく出場圏内の2位まで上がってきました。日本時間17日未明に1―0で勝利した敵地でのオマーン戦では、A代表初出場のMF三笘薫(24)=サンジロワーズ=の活躍が目を引きましたよね。本人も「ようやく出られた」、そんな思いをプレーにぶつけていました。

彼の良さはなんといってもドリブルです。オマーン戦でも最初のプレーでいきなりのドリブル突破。相手DF陣は明らかに驚いていました。

では、三笘のドリブルはなぜ止めにくいか。スピードとキレがあるのは言うまでもないですが、彼のドリブルは「スラローム」の動きなんです。自動車教習所で車やバイクの進路転換の教習でやりませんでしたか? スキーの回転競技にもある、あの動きです。

夕刊フジの読者のみなさんにとってドリブラーといえば、1996年アトランタ五輪出場に貢献した前園(真聖氏)でしょうか。彼のドリブルは「スラローム」ではなく「クランク」の動き。相手を直角に鋭く振り切っていくやり方です。

さらに相手にとって三笘が嫌なのは、ドリブルだけの選手ではないことです。ただ突進してくるならつぶせばいいだけ。三笘は一言で言うと「仕上げができる男」。ドリブルで終わらず、クロスやシュートなど必ずその次のプレーがある。何をしてくるのか、その瞬間まで相手にはわからない。三笘が気持ちよくプレーできるのは、ドリブルの次があるからなのです。

三笘のクロスから決勝点を奪ったMF伊東純也(28)=ゲンク=もまた、「仕上げができる男」です。彼もスピードだけではなく、ベトナム戦に続いて決定力を見せてくれました。森保ジャパンの今年一番の収穫は、三笘と伊東の2枚看板ができたことですね。 (元J1横浜監督・水沼貴史)


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