日本は死者ゼロだが…欧米深刻コロナ感染爆発 規制強化に抗議する暴動も 韓国も感染止まらず1/1ページ

国内で21日、新たに143人の新型コロナウイルス感染者が報告され、死者はゼロだった。日本は引き続き落ち着いているが、欧米では感染爆発状態で、規制強化に抗議する暴動も起きた。韓国も感染が止まらず、コロナの脅威が続いている。

東京都の入院患者は4人減の82人、うち重症者は9人だった。全国の重症者も62人と医療供給体制は第5波当時とは見違えるような改善ぶりだ。

欧州の状況は深刻だ。英国では1日の新規感染者が約4万人、ドイツも一時、6万人を超えた。

人口約1700万人のオランダでは感染者が1日2万人を超え、スーパーやレストランなどの閉店時間を午後8時に早めたり、自宅に呼べる客の数を4人までにしたりするなど規制を強化した。南部ロッテルダムで19日夜、規制に抗議するデモ隊が暴徒化し、一部がパトカーに放火したり、石を投げたりしたため警察が射撃、少なくとも2人が負傷した。

人口約900万人のオーストリアでも感染者が1万5000人を超えており、22日から全土でロックダウン(都市封鎖)を実施。首都ウィーンでは20日、コロナ対策に抗議するデモが行われた。警察にビール缶を投げつ、警察は群衆にペッパースプレーを使用する場面もあった。

米国ではコロナによる今年の死者が昨年の約38万5300人を上回った。ワクチンの未接種者を中心に1日10万人を超える感染者が出ている。

韓国も21日午前0時現在の新規感染者数が3120人となり、5日連続で3000人を上回った。重篤・重症患者数は517人にのぼる。

ワクチン接種が進む国では死者数は抑えられている傾向はあるが、コロナ禍は「永続的な脅威」(米ウォールストリート・ジャーナル紙)となっている。

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