“火中の栗”J2陥落の仙台、新監督選びは混迷 今季8季ぶり復帰の手倉森監督は退任 付け焼刃のチーム強化とプロのフロント陣の不在1/1ページ

手倉森監督の采配実らずJ2降格
手倉森監督の采配実らずJ2降格

サッカーJ1仙台はJ2陥落が決まったことを受けて23日、今季8季ぶりに復帰した手倉森誠監督(54)の退任を発表。今季終了までは原崎ヘッドコーチが暫定的に監督を務めるが、来季の監督選びは難航の様相だ。

今季は開幕から10節勝ちなし。主力外国人が途中帰国するなど、モチベーターと期待された手倉森監督の求心力不足が低迷の原因となった。ところが指揮官を招聘した佐々木知広社長は、今後の処遇について「フロントスタッフの一員として、チーム強化そして育成へのサポートを通じ、クラブへ貢献いただくことを期待しています」と公式ホームページで発表。J2陥落の現場責任者とフロントのトップがクラブ残留の方向となり、主力が大量に退団する可能性が高まった。

1年でJ1復帰するには現有戦力の維持と補強が条件となる。人件費も今季と同等の12億円以上が必要だが、財政難だけに並大抵ではない。来季監督候補には仙台の分析担当を経てJ1浦和前監督を務めた大槻毅氏(48)、2014年から仙台で6季指揮をとった渡辺晋氏(48)らが挙がるが、火中の栗を拾ってくれるか不透明だ。

11年の東日本大震災以降、復興のシンボルだったのは今や昔話。付け焼刃のチーム強化とプロのフロント陣の不在で、東北での人気もプロ野球・楽天に水をあけられる一方だ。 (編集委員・久保武司)

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