ノムさんに捧げる「日本一」 愛弟子大活躍の年をヤクルト・高津監督が締めた 記者会見では天国の師匠へ“感謝” 12月11日お別れ会で優勝報告2/2ページ

60年の大洋(現DeNA)以来61年ぶり、史上2度目の前年最下位から日本一を実現。「シーズンに入って一人一人、組織としてチームとして大きな成長をしてきた。簡単に成長と言いますけど、すごく難しくて。ここまで人、チーム、組織は大きくなるのかなというのが今は正直な感想です」。そう感慨深げに振り返ったが、野村さんの名言を借りるなら「組織はリーダーの力量以上に伸びない」。独立リーグから指導者としてスタートを切った、高津監督のリーダーとしての器量を証明する形となった。

異例の長丁場となったプロ野球が最後の試合のゲームセットを迎え、振り返ってみれば今年の野球界は野村チルドレンが大暴れだった。東京五輪で侍ジャパンの稲葉篤紀監督(49)が悲願の金メダルをつかむと、阪神、楽天で7年間指導を受けた智弁和歌山高の中谷仁監督(42)が夏の甲子園を制覇。日本ハムの来季監督に新庄剛志氏(49)が就任するなど、今もノムさんの話題は尽きることがない。

そんな1年の締めくくりとして、12月11日にはコロナ禍で延期されていた野村さんのお別れの会が神宮球場で開かれる。阪神・矢野燿大監督(53)、楽天・石井一久監督(48)、西武・辻発彦監督(63)ら多くの教え子が集結するなか、高津監督は日本一監督として参列する。

「ひとこと、ふたことでは言い表せないぐらいの、僕にとって大きな存在の野村監督なので。ちょっと失礼な言い方かもしれないですけど、その11日を日本一の監督として迎えられるのは、すごく幸せなことかなと思います」。恩師に胸を張って日本一を報告する。

歓喜から一夜明けた28日には、「どんどん難しくなっていくことは間違いない。いろいろ変えていかなければいけないところも、たくさんある。このままではダメだろうなと思います」と早くも次の戦いを見据えた。野村監督でさえも成し得なかった日本一連覇へ。来季は恩師超えに挑む。


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