GIII「金亀杯争覇戦」松山競輪場2日開幕 脚力ケタ違いの新田祐大。レース運びの器用さで対抗山田庸平1/1ページ

新田祐大
新田祐大

松山競輪開設72周年記念『金亀杯争覇戦』(GⅠⅠⅠ)が2日から5日までの4日間、松山競輪場(愛媛県松山市)で行われる。今シリーズの中心は新田祐大(福島)だ。東京五輪の自転車トラック競技代表として、世界を相手に奮闘。8月のGⅠオールスター競輪(いわき平)から競輪に本格復帰した。ケタ違いの脚力で圧勝する半面、勝負どころでの取りこぼしが目立ち、残念ながらS級S班からの陥落が決定したが、気持ちは落ちていない。直前のGⅠ競輪祭(小倉)最終日には福島ワンツースリーを決める豪快なまくりを披露。今回もファンの心を熱くさせる走りで、他を圧倒する。阿部力也(宮城)、大森慶一(北海道)が新田に食い下がる。

好調を維持している山田庸平(佐賀)が新田に抵抗する。競輪祭では切れ味鋭いまくりで一次予選1、2を連勝。ダイヤモンドレースでは新田に先着するなど、旋風を巻き起こした。脚力では新田と差はあるが、レース運びの器用さで対抗する。

実力者がそろった南関勢の軸になるのは和田真久留(神奈川)。山田と同様に、競輪祭では一次予選の2走で結果を残して、ダイヤモンドレースに進出した。早めの自力勝負は減ったが、タテ脚のキレは増した印象。パワフルな先行が持ち味の根田空史、野口裕史の千葉勢と連携できそうな今回はチャンスだ。

強豪を迎え撃つ地元愛媛勢も強力だ。1月の開設71周年記念で上位を独占した松本貴治、橋本強、渡部哲男の3選手がそろって参戦。今回も結束力を高めていく。軸になる松本は、8月のオールスター競輪以来の実戦でレース勘に不安を残すが、復帰戦の今回に向けて十分な調整ができた。小川真太郎(徳島)、香川雄介(香川)の四国勢、取鳥雄吾、岩津裕介の岡山コンビが地元勢を援護する。

東口善朋(和歌山)、稲垣裕之(京都)と、近畿地区からも強豪が参戦。ともに直前の競輪祭は不本意な成績に終わっただけに、巻き返しを狙ってくる。今回のメンバー構成なら、吉田敏洋(愛知)、不破将登(岐阜)との連携が予想される。蕗沢鴻太郎(群馬)の先行に芦沢辰弘(茨城)が続く関東ラインにも注意。

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