箱根駅伝外伝~東洋大元監督・佐藤尚が語る~

(1) 「出雲優勝の東京国際大は、東洋大や青学大での泊まり込み合宿で力をつけた」1/2ページ

今年11月、箱根駅伝のゴール地点、東京・大手町を訪れた佐藤氏
今年11月、箱根駅伝のゴール地点、東京・大手町を訪れた佐藤氏

正月の風物詩「箱根駅伝」の季節がやって来た。強豪・東洋大を1994年から指導し、〝第二代山の神〟こと柏原竜二(32)や設楽啓太、悠太兄弟(29)を育てたのが佐藤尚元監督(68)=現支援コーチ。教え子たちのスカウト秘話や秘蔵エピソードを交えながら、箱根の魅力と舞台裏を語る-。

今年で98回目を迎える「東京箱根間往復大学駅伝競走」、通称「箱根駅伝」は毎年名場面が生まれ、沿道やお茶の間の駅伝ファンからも熱い声援が飛ぶ。

昨年の大会も、最終10区にドラマが待っていた。4回目の出場で初優勝を目指す創価大が逃げる中、過去優勝6回の駒大が追いつき、13年ぶりの美酒を味わった。

今年の箱根駅伝もまた、戦国時代の様相を呈する。

連覇を狙う駒大は、今年11月の「全日本大学駅伝対校選手権大会」(全日本)で史上最多となる14度目の日本一に輝いた。しかし、これに先立つ10月の「出雲全日本大学選抜駅伝」(出雲)では、まさかの5位に終わっていた。

その出雲で初優勝を飾ったのが、創部11年目の東京国際大だ。

「指揮を執る大志田秀次監督(59)には、ホンダのコーチ時代(91年~2001年)からお世話になっていたし、私もチームを作り上げる苦労を知っている身だけにうれしかったですね」(佐藤)

大志田監督は数人の部員を連れて、箱根の優勝校の東洋大や青学大を訪れ、選手寮に寝泊まりして練習や生活を共にしたこともあった。

zakスペシャル

ランキング

  1. 【スポーツ随想】鉄人・玉鷲が金星も素直に喜べぬ大相撲の〝お寒い現状〟 朝乃山再浮上のころには横綱、大関不在⁉

  2. 【サクラと星条旗】カルロス・ゴーン事件から3年…日本に〝幽閉〟された元側近 孫にも会えず、米国では「日本でビジネスするなら気をつけろ」、釈放求める声も 3月3日判決

  3. 阪神最大の懸案事項「守護神問題」はルーキー頼み? 矢野監督「いい意味で想定外出てきてほしい」

  4. 自衛隊幹部の「画像流出騒動」で危ぶまれるセキュリティ問題

  5. 感染過去最多も「緊急事態宣言」〝回避可能〟 医療関係者見解「治療薬に効果」「医療逼迫ないかも」 「第6波」で1都12県に「重点措置」

  6. 【日本の解き方】不安な政府のオミクロン対策…「柔軟な対応」強調するが、先読まず場当たり対応目立つ 菅政権より仕事をしていない

  7. 建設中のマンション崩落、高速鉄道で車輪が脱落も…韓国企業「儲け」のためなら法律・マニュアル一切無視の〝危険不感症候群〟

  8. 【経営者目線】ワタミ「天才のり弁」で2600億円市場をとりにいく!! 東京都の飲食店が今いちばん苦しい状況

  9. 対中非難決議、五輪前に出せるのか? 茂木氏「今国会で成立できる」と言及も… 石平氏「日本の人権感覚が問われる」

  10. まさかの〝チャンピオン連鎖〟でお笑い界を席巻する「大阪芸大出身」芸人たち ミルクボーイらの学生時代のネタを見て感化