韓国でウィズコロナ続行…まるで「イカゲーム」 保守政党への批判だった“ヘル・コリア”が文政権で現実に1/2ページ

新型コロナ患者を収容する韓国の集中治療室(ロイター)
新型コロナ患者を収容する韓国の集中治療室(ロイター)
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「ヘル・コリア」(地獄の韓国)とは、学校を出ても就職先がないので恋愛もできない状況を恨む言葉だ。これを流行語に仕立てたのは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近だった、「赤いタマネギ男」こと曺国(チョ・グク)前法相のグループとされる。保守政権への批判が狙いだったわけだが、この言葉が今やブーメランのように文政権に打撃を与えている。

新型コロナに関する韓国の状況は良くない。ウィズコロナに入って4週目(11月22~28日)の新規感染者は2万5477人に達した。ウィズコロナ入り直前の1週間の2倍だ。重症者数と死亡者数は、このところ連日のように「過去最高」を更新している。

こうしたなかで、大統領主宰の防疫対応点検特別会議が11月29日に開かれた。4カ月ぶりの会議であり、ちょうど変異株「オミクロン株」による感染が香港でも確認されたときだった。

日本では岸田文雄首相が「外国人の入国の全面停止」を打ち出した。「日本も…」と強調して、ウィズコロナの中断あるいは縮小を打ち出すには、絶好のタイミングと思われた。

が、点検会議で出てきた結論は「ウィズコロナ措置の拡大は留保する」、つまり現状のウィズコロナ続行ということだった。

深刻な病床不足への対応として打ち出されたのは、「重症患者のほかは自宅療養の原則」。

就職口や恋愛どころか、まさに生命が絡むヘル・コリアへの前進が始まったのだ。が、何やら既視感いっぱい、そうだ「イカゲーム」だ。

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