虎のプリンス伝説 SHINJYOメモリアル

(2) 人気爆発でナイター後はファン集結…新庄考案「球場脱出作戦」 寮まで数百メートル「車で迎えに来てください」1/2ページ

亀山努(左)との「亀新コンビ」で大フィーバー=1992年7月
亀山努(左)との「亀新コンビ」で大フィーバー=1992年7月

日本ハム来季監督として球界に帰ってきた新庄剛志氏(49)。かつて阪神でスターへの階段を駆け上がる姿を見守ったのが、選手寮「虎風荘」で当時寮長だった梅本正之氏(85)だ。若き日のBIGBOSSの素顔を明かす独白の第2弾。 (構成・岩崎正範)

1軍で活躍しだしてからの新庄の人気は、そらすごいもんでした。当時の寮生は朝の散歩が日課でしたが、2軍選手が大半だったからファンには見向きもされない。それが見事に一変します。

近くに女子大学があり、通学する多くの女子学生が朝から待ち構えて新庄を取り囲むんです。サイン攻めに握手攻め、とにかくキャーキャーと朝からうるさくてたまったもんやない。まさしく不安は的中…。新庄の名前が全国区になるこの時期から、私は新庄の周辺を管理するのが一大仕事となりました。

そのひとつがナイター終了後の新庄の送り迎えでした。普通ならぽっと出の選手にそんなことはしないんですが、ナイターが終わると選手寮「虎風荘」の前には200、300人もの女性ファンが集結し、身動きが取れない状態になるんです。

近隣の店からは「店の前に人があふれて客が店に入れない」「ゴミを平気で捨てている、何とかしてください」と苦情が殺到。そのたびに私が謝っていたのをどこかで見てたんでしょうな。新庄が「寮長、いい案があります。僕が何時何分と球場を出るときに連絡を入れますから、車で迎えに来てください」と持ちかけてきました。

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