箱根駅伝外伝~東洋大元監督・佐藤尚が語る~

(3) 「柏原は合宿のたびによくなり、9月には『5区は任せた』と告げました」1/2ページ

5区山登り 歯を食いしばって力走する東洋大・柏原竜二 (この時点では4位でした) =箱根町・大平台温泉前
5区山登り 歯を食いしばって力走する東洋大・柏原竜二 (この時点では4位でした) =箱根町・大平台温泉前
その他の写真を見る (1/2枚)

2008年に東洋大に入学した柏原は、シドニー五輪男子マラソン日本代表だった川嶋伸次監督(55)の下、着々と個人記録を伸ばしていた。

「関東学生陸上競技対校選手権大会」(関東インカレ)の1万メートルでは日本人トップの3位、「世界ジュニア陸上競技選手権大会」の1万メートルでも7位。高校時代に無名の存在だったとは思えないほどの活躍だった。

「当時のチームが大西一輝キャプテン(33)を中心によくまとまり、箱根でも上位を狙えるだけのメンバーがそろっていたことも、柏原にはよかったと思います」(佐藤)

その年の箱根こそシード権入りギリギリの10位だったが、2007年大会は大西主将の弟・智也(33)が1区で2位の快走を見せるなど、総合5位の成績だった。

「その頃の東洋大は箱根の山の上り(5区)で痛い目にあっていた。本当に『山』は難しい。平地の順位を落としてしまっていて川嶋監督の悩みどころの1つでした。そのために2008年の夏は、監督からの依頼を受け、山の上り下りの適性を見定めるために7人ほどの選抜メンバーによる特別合宿を組みました」(佐藤)

2008年度に文部科学省がナショナルトレーニングセンター高地トレーニング強化拠点に指定した「蔵王坊平アスリートヴィレッジ」(山形県上山市)は、佐藤が監督時代からの合宿地の1つだった。

zakスペシャル

ランキング

  1. 深刻ワクチン不足に無策 3回目は後手後手、全人口で1・5%の接種率 「ファイザー社は足元を見ているのか、第6波後に届くようなら意味がない」識者

  2. 憔悴する松田聖子の悲痛な胸の内「沙也加の恋人のことはもう終わらせて」

  3. 韓国の圧力に屈するのか!佐渡金山、世界遺産推薦見送り 「韓国側の主張に事実と異なる点」高鳥議員、「日本政府の反論がないのも問題」加藤康子氏

  4. 神田沙也加さんと交際俳優の元恋人 誹謗中傷で憔悴、仕事もいくつか失う

  5. 渋野日向子、米ゴルフツアー出場は3戦目「ドライブオン選手権」か?

  6. 「自分を見つめ直したい」氷川きよし、活動無期限休止でどう変わる? フェミニンにイメチェン…さらに追求か

  7. 【芸能ニュース舞台裏】三谷幸喜氏のTV総合司会に不安の声 「新・情報7days」でビートたけしの後任も「耐えられるのか」

  8. 小池栄子にじみでる女優の矜持、大河「鎌倉殿」で〝裏主演〟 ガッキーとのアップ合戦でも凛とした美しさ放つ

  9. 【トラとら虎】崖っぷち大山悠輔内野手の決意「どこでも守る!!」 背景に昨年の不振、横たわる4番失格

  10. 【芸能ニュース舞台裏】視聴率も演技力も期待値以上、日本エンタメ界に奮起促す菅田将暉の「月9ドラマ」 韓流に一矢報いるか