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演歌歌手・森山愛子 元気娘からしっとり大人へ自分を演出 新曲は感情移入せず「監督目線で」1/2ページ

森山愛子(演歌歌手)
森山愛子(演歌歌手)

これまでの元気なイメージから、随分しっとりと大人びてきた印象だ。ここ何曲か、失恋を描く〝演歌〟を歌い込んできたからだろうか。

「福島、群馬、岐阜と〝ご当地ソング〟の3部作が続いて、今度の曲はその集大成といった感じで〝ザ・演歌〟ですよね。幸せな演歌ってやっぱりあまりなくて、今回も失恋の歌ですが、年齢的にも無理なく歌えるようになったかな」

新シングル『ひとり風の盆』(ユニバーサル)は富山市の小さな町・八尾(やつお)が舞台で「おわら風の盆」をモチーフにした失恋ソング。別れた男を忘れようと八尾を訪れた女の切ない思いを歌っている。

「同じような経験ですか、ウフフ…それはさておいて、私って元気娘というイメージがあるじゃないですか。でも本当は暗い部分だってあるんですよ」

彼女といえばかつて『王様のブランチ』(TBS系)でみせた〝愛コブッシー〟という元気キャラのイメージが強いだろう。でも、彼女いわく、本当はそうじゃないらしい。

「家では携帯に入った写真を何年分かずっと見返したり、ロケバスでも全然しゃべらなかったりと自分の世界に入り込んでしまうんです。本当に明るくないんですよ」

そんな彼女だけに、今回の主人公に感情移入するのも難しくはなかった。しかし今回はそうはしなかった。

「第三者的な目線で見ることができたと思います。今までは自分が主役になりきっていましたが、今回は演者ではなく、監督目線で歌いました。どうすれば人の心に響いて、ヒットするかと私なりに考えたんです。前半はナレーターのような立場で、そしてだんだんと心が入り込んでいくんです」

これには、前作『伊吹おろし』がコロナ禍のため思うように人前で披露することができなかったことが強く影響しているという。『伊吹おろし』をもっと歌う機会を増やすためにも『ひとり風の盆』をヒットさせようという算段なのだ。

「今回は途中で裏声を入れてみようと思ったんです。地声でも出ないわけではないんです。ただ女性の切なさやはかなさ、もろさを表現するために裏声をやってみようかなと。師匠(作曲家の水森英夫氏)に自分から提案してみたら、やってみろと」

これまでは師匠の教えに従って歌ってきた。自分から歌い方を提案するなんて初めてだった。

「自分で自分を演出することができたかなと。これこそ監督目線ですよね。自分でもできるんだって自信につながりました。満足しています」

コロナ禍で一時期、やはり仕事が激減した。それで自分自身を見つめ直すことができたという。


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