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「人生最後まで自分の口で食べる」を実現 歯科領域で「嚥下機能の維持と改善」に全力 九州歯科大学教授藤井航さん(48)1/2ページ

九州歯科大学教授・藤井航さん
九州歯科大学教授・藤井航さん

人生最後の日まで自分の口で食べる―。誰もが持つそんな願いの実現のために、歯科領域からの取り組みに全力を傾ける歯科医師がいる。

九州歯科大学教授で同大附属病院口腔リハビリテーションセンター(北九州市小倉北区)のセンター長を務める藤井航歯科医師だ。

藤井教授の専門を一言でいえば、「嚥下(えんげ)機能の維持と改善」。おもに脳卒中や認知症、パーキンソン病などによって「飲み込む機能」に障害が出た人を対象に、的確な診断と効果的なリハビリ指導を実践。嚥下機能を取り戻せる病状なら取り戻し、そうでなくても機能維持を目指した訓練を行う。

「一口に〝嚥下〟と言っても、その人の障害を引き起こしている部位と原因を詳細に同定しないと、意味のあるリハビリはできない。その見極めが一番難しい」

入院中や通院してくる患者への訓練指導はもちろん、在宅診療にも積極的な姿勢を見せる。

「嚥下機能の評価というと〝病院でしかできない〟と思われがちですが、ポータブルの鼻咽腔ファイバースコープを使えば在宅でもできるんです」と、専用の往診車で地域を走り回る。

「ほとんどの人は、口に入れた食べ物を咀嚼し、飲み込むという行為を無意識のうちに行っている。意識したことがないから、機能を喪失した時に慌てることになるのです」

体力の低下を感じ始める40~50代になったら、「嚥下」という行為について、少し意識を向けるべきだ―とアドバイスする。

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