心筋梗塞 血液でリスク予測

血液検査でデータ可視化 ノンアルに変える涙ぐましい努力で生活習慣改善2/2ページ

この血液検査は結果が出てからが勝負。「フォーネスビジュアス コンシェルジュ」と呼ばれる保健師のフォローがあり、生活習慣改善に向けて動き出す。保健師の中心的メンバーである清家さんは、「お酒の飲みすぎで内臓脂肪も多いのは典型的な中年のパターン。動脈硬化を経て心筋梗塞などに発展する危険性がある」として週2日の運動と、食生活・飲酒習慣の改善を助言した。

岡田さんは休日などにウオーキングを開始。さらに週に1回、スマホアプリを使ってヨガ(初級~中級20分程度)も始めた。食事面では、野菜から食べ始め(べジファースト)、プチ糖質制限も導入。課題のアルコールは、毎日2本のビール(500ミリリットル缶)を1本は糖質ゼロに、もう1本は平日だけノンアルコールに変更するという涙ぐましい努力を実践。すると、3カ月後には体重が4キロ減少するなどの変化が現れた。

岡田さんにスイッチが入った要因を清家さんは2つ挙げた。

①血液検査でさまざまなデータが可視化された ②取り組みやすく効果的な生活習慣改善に着手できるようにコンシェルジュの後押しがあった

「好きなものをすべてやめるのは難しい。ビールを一部ノンアルに変えるなどの取り組みは、その気になれば、他の中高年の方もできることかもしれない」と話した。(取材・佐々木正志郎) =あすにつづく

■清家勝代(せいけ・かつよ) 保健師。大分県出身。京都府立保健婦専門学校(現・京都府立医科大学医学部看護学科)卒。1982~2002年大分県佐伯市勤務。企業勤務を経て現在は、フリーで産業保健領域の総合コンサルタントとして活動するとともに、血液から疾病の発症確率を予測する検査サービス『フォーネス ビジュアス』のコンシェルジュとして、受検者にアドバイスをしている。

zakスペシャル

ランキング

  1. 西側諸国「6月反攻」に秘密兵器 ゼレンスキー大統領、東部苦戦に「装備の差」主張 これまでで最も殺傷力が高い榴弾砲供与か 「8月までは一進一退」識者

  2. 〝前座扱い〟に地団駄の韓国 バイデン大統領の日韓歴訪にみる「国格」の差 共同声明、いくら読んでも出てこない「スワップ」の文字

  3. 【日本の核戦略】核シェアリングの方法(上) 中国の核恫喝が現実に…日本の政治家はもはや逃げ回れない 「核を持ち込めば、敵の核に狙われる」は無知な議論

  4. 【小池百合子 強く、そしてしなやかに】若者に浸透した安全保障のリアル 「ウクライナ侵攻」で脅かされる食料、エネルギー…自然災害にも目

  5. 露デフォルトほぼ確定、戦争継続困難に 年内に2540億円もの支払い 海外から国債による資金、ハイテク部品も調達できず

  6. 【玉ちゃんの酔滸伝】杜の都・仙台で〝スナックセンサー〟発動! 店名からスナックかクラブかを選別、入店テクニックも披露

  7. ビニ本販売で「まんだらけ」摘発 「芸術としてのエロスと捉えていた」社長ら5人書類送検、1440万円売り上げ 昨年には風営法違反も

  8. 習主席が墓穴!空母威嚇が裏目に バイデン大統領「台湾防衛」を明言 「『第2のウクライナにはさせない』決意の現れ」識者

  9. 阪神、佐々木朗希に“エース回避作戦”大成功 負ければ自力V消滅の可能性もミラクル起こす セ・パ交流戦

  10. 【艶グラドル】古川杏は〝だんじり娘〟 セクシーポイントは「左頰の秘密のホクロ」