肉道場入門!

噛むほどに旨いグラスフェッド、どこまでも味に奥行きがある 「銀座ブルーリリー」のステーキ1/1ページ

味に奥行きがある牛ステーキがもりもり食べられる(筆者提供)
味に奥行きがある牛ステーキがもりもり食べられる(筆者提供)

★絶品必食編

「銀座」「大箱」「ステーキ」というだけで、気分は上がるのに、そこに「熟成」だとか「中華」なんてキーワードが加わると、どこまでも気分は高揚してしまう。

つい先日、(リニューアル)オープンした「銀座ブルーリリー」(東京都中央区)の話である。往年の上海租界や外灘(バンド)を想起させるレトロな異国情緒のなか、中華料理と熟成させた肉のステーキを食べさせるという。

220席を擁する店内だけあって、大人数での利用も実に便利だろうが、その一方でカウンターで誰に気兼ねすることなく一人で食べられるのもいい。

しかも超本格派のステーキが食べられる。僕が伺ったときには、北海道・北里大学八雲牧場のグラスフェッド(牧草肥育)ビーフは、短角牛×フランスのサレール牛という、さらりとした食味なのに、どこまでも味に奥行きがある牛が提供された。出された皿をもりもりと平らげてしまったが、翌日はまったく胃が重くならなかった。

さらに、味わい深い和牛の経産牛もある。経産牛、熟成牛、神戸ビーフからUSビーフなどさまざまな肉を入れるという。

この日、印象的だったのは北里大学のグラスフェッドビーフ。一言で肉を表現するならば、特徴は「噛むほどに旨い肉」。

ひと噛みで爆発的な旨味をもたらすでのはなく、大ぶりにカットされた一切れを口に運び、あごに繰り返し力を入れれば、あふれんばかりの旨味が口のなかへとグイグイ押し寄せる。

つけ合わせも世界の味が大集合。じゃがいものフリットはインカのめざめ、サラダはキヌア&ワイルドライスとパセリ。そして冬菇(どんこ)のソテーなどなど。

黒毛あり、経産牛あり、グラスフェッドあり、USのTボーンもある。この銀座のステーキ店は箱だけでなく、懐までも巨大である。いま、人数をかけて訪れるなら、この店かもしれない。


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