こだわりの極意

まだまだイケる!!キング・クリムゾン コロナ禍でも日本公演大成功1/2ページ

日本公演を実現させたキング・クリムゾン(提供写真)
日本公演を実現させたキング・クリムゾン(提供写真)

キング・クリムゾンはホントに終焉(しゅうえん)を迎えるのか。いや、そんなことはないはずだ。が、しかし、ロバート・フリップ先生はかなりの高齢。つまり、おじいちゃんだ!

でも、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で2日間、それに立川ステージガーデン(同立川市)と来日公演をトータルで3回観たが、こんなにスペシャルな3日間はなかった。コロナ禍の中、よくぞ来てくれた!

パニクったり、あれれれ⁉ となったりするクリムゾンを観て、初めて人間なんだと認識した。

フォーラム初日は、トニー・レヴィンのベースがややデカく、そのために細かいフレーズや指とフレットの関係、スティックの音色や指の圧、フィンガリングの正確さなどがよく聴こえて、改めてトニー・レヴィンってむちゃくちゃウメ~な~とうなったり、ジャッコ・ジャクジクのギターが接触不良で音が出なくなったとき、まるで親のような気持ちで手に汗握ったり…。

その上、「太陽と戦慄パート1」ではフリップ先生がボリュームペダルを踏み忘れて音が出ず、冒頭、何小節か遅れて始めるなど、とにかくあらゆる意味ですてきなコンサートだった。

2日目もジャッコのギターの接触はヤバそうだったが、何とかスムーズにいった。

で、立川だ。「インディシプリン」で、フリップ先生のギターの音が出ず、ジャッコひとりで弾くことに。いや~、初めてクリムゾンでジャッコがつたないフィンガリングを! あの曲は1人でやっちゃあいけないんだなと痛感。ある意味、貴重で感動した。やっぱり同じ人間なんだと。

ローディーに珍しく強い口調で言葉を投げつける御大。ギターの音が出なかったのがよほど悔しかったのか、本来セットリストではアンコールは「スターレス」のみのだったのに「インディシプリン」もやってくれた。しかも完璧な演奏で! そこからの流れの「スターレス」は何度も観てるはずなのに泣いてしまった。

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