心筋梗塞 血液でリスク予測

糖尿病や脂肪の健康データ テレワークで急に悪化 心筋梗塞や脳卒中のリスクも1/3ページ

「心筋梗塞や脳卒中のリスクを指摘されてしまいました」

都内の会社勤務、福島浩二さん(仮名=50代)は、日頃から自分は健康体と思っていた。しかし、NECグループのフォーネスライフ(東京都)による血液検査「フォーネスビジュアス」を今年受け、その検査結果にショックを隠せない様子だった。

少量の血液を採取するこの検査は、約7000種類のタンパク質を一度に測定し、AI(人工知能)技術を組み合わせて、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスクを予測する。心血管や脳血管疾患は、がんを含めて三大疾病と呼び、七大生活習慣病は心血管や脳血管疾患、がんのほか、高血圧、糖尿病、肝硬変、慢性腎不全のことをいう。

福島さんは、さらに糖尿病に関連する耐糖能で「異常の疑い」のほか、肝臓脂肪と内臓脂肪は「多」、アルコールの影響は「大」と、芳しくない検査結果が出た。

思いあたる節があった。福島さんの仕事はマーケティングで管理職。もともとデスクワークが主だったところに、「コロナ禍でテレワークが中心になって、通勤がほとんどなくなり、極度の運動不足に陥った。それに伴う筋肉量の低下と酒量の増加。どうしても外に出られないのでストレスがたまり、家飲みが増えてしまいました」と反省しきり。

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