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「8050」問題を乗り越えるキーワードは「傾聴と共感」 人間関係の悩みに突破口を与えてくれる 『8050 親の「傾聴」が子どもを救う』(マキノ出版)1/3ページ

うつや不安、依存などに多くの治療経験を持つ精神科医・最上悠医師
うつや不安、依存などに多くの治療経験を持つ精神科医・最上悠医師
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「80」代の親が「50」代の子供の生活を支える「8050(はちまるごーまる)」問題。中年のひきこもりが社会問題ともなっている現状に対し、精神科医が豊富な事例から改善策を提案する本がある。そのキーワードは、「傾聴と共感」だ。いったいどんなものなのか。

いくつになっても、親子は親子である。

「諸悪の根源を親と決めつける価値観は時代遅れですが、実際、心に行き詰まりを抱えた我が子に正論をぶつけるだけの親は多く、逆効果となっています。親の傾聴・共感という補助輪こそが、結果的に子の自立を早め、薬中心の精神医療では太刀打ちできない難治疾患さえ回復の切り札になるという最先知見を、親が元気なうちにぜひ知っていただきたかったということが、執筆の動機です」

そう話すのは、『8050 親の「傾聴」が子どもを救う』(マキノ出版)の著者でうつや不安、依存などに多くの治療経験を持つ精神科医・最上悠医師。

ここで言う、「傾聴」とは、我が子の話を真剣に聴くこと。「共感」とは、話を受け止め、我が子の心の奥底にあるつらさや悲しさと言った感情を理解し、同じ気持ちになろうと努めること。

親との不和や確執を契機に子どもが行き詰まりを感じるケースは多い。しかし、そこから救いだす最強の武器もまた親だと著者は強調する。

「若いうちならともかく、中年になった子どもが親に話をするだろうか」と思う人もいるだろう。だが、子どもが40代、50代になっても、親が傾聴・共感してくれると、自然に前を向こうという気持ちになり、多少の挫折では心が折れなくなるというケースが数多く存在するそうだ。

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