振り切ったときに胸がターゲット方向に向いたフィニッシュをイメージして、しっかり体を回す。フィニッシュをゴールと考えてスイングすれば、自然と体も回ってくるはずです。
この〝体が止まる〟という現象は、スタート時には起きていなくても、突然出始めることがあります。特にラウンド後半になると下半身が疲れてくるので、体が止まりやすくなります。だから、ホールアウトまで、〝体を止めない〟ことを忘れないことが大事です。
先ほどもいったように、ショットの前は必ず体を回すことを意識しながら素振りをするようにしましょう。そうすればダフリが起きないだけでなく、芯に当たる確率も高くなるはずです。 (協力・太平洋クラブ銀座 銀座ゴルフガーデン)
■菅原大地(すがわら・だいち) 練習生を経て、神奈川県横浜市のハンズゴルフクラブに就職。ティーチングプロ試験合格後、レッスンプロとして活動を始める。丁寧でわかりやすい指導が人気を呼び、現在、個人レッスンはキャンセル待ち状態。19年2月開設のYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」は現在、登録者数が36万人にのぼる。