地元の松浦悠士が完全優勝 広島競輪開設69周年記念「ひろしまピースカップ」1/1ページ

広島記念完全Vの松浦悠士
広島記念完全Vの松浦悠士

広島競輪開設69周年記念「ひろしまピースカップ」(GⅢ)は12日、第12Rで決勝戦が行われ、松浦悠士(広島)が2018年以来、2回目の地元記念、通算13回目のGⅢ制覇を完全優勝で決めた。2着は町田太我(広島)で地元ワンツー。3着には阿部拓真(宮城)が入った。

レースは松浦が前を取って町田を迎え入れ、町田-松浦-池田良-三登誉哲-野原雅也-大坪功一-阿部-和田健太郎-阿竹智史で周回。阿部-和田が赤板で上昇すると野原-大坪が叩いて先行態勢。町田は5番手に構える。最終HSで町田が仕掛けて2コーナーでまくり切るが、3番手の池田は離れてそこに阿部がはまる。町田が押し切るかと思われたが、番手の松浦がゴール寸前の鮮やかなハンドル投げでVをもぎ取った。

年末のグランプリ出場選手は競輪祭後、本番まで実戦を走らないことが通例となっている。しかし松浦は広島記念が毎年、12月に行われるためグランプリ出場を続けると地元記念には参戦できない。今年は3月玉野記念in広島、5月全プロと2回、広島バンクを走る機会があったがコロナ禍のため両開催とも無観客だった。そのため「広島でお客さんの前で走りたい」と異例の12月出走に踏み切った。

さらに出走するもう一つの理由があった。それは「防府記念で山口ワンツースリー決着を見て感動した」からだ。11月防府記念で僚友・清水裕友(山口)が優勝、2着宮本隼輔、3着山下一輝と山口勢が上位を独占するシーンを見て、自分も広島で広島上位独占がしたいと強く感じた。

優勝して当然、のプレッシャーの中で見事に完全優勝は成し遂げた。しかし、もう一つの目標である「広島で上位独占」は果たせず若干の不満顔も。「決勝はタイガには突っ張って欲しかった。あの展開では(広島)4人で(上位独占)は厳しい」と後輩町田にダメ出しした。ゴール前は「池田さんが離れて後ろに阿部さんがいるのはわかっていた。早めに抜きにいくとタイガが残らない。ワンツーだけは決めないと、と思いギリギリまで待ってハンドルを投げた」と高い技術力も見せつけた。

勝利者インタビューなどレース以外で生観戦のお客さんに姿を見せる機会がなかったため「優勝したら1周多めに回ろうと思っていた」と長めのウィニングランでファンを沸かせた。

次走はいよいよ「KEIRINグランプリ2021」(静岡・12月30日)だ。「楽しみに待っていてください。ヒロト(清水)と2人で精いっぱい、頑張ります」。気力充実の松浦がグランプリ初優勝を狙う。

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