真打 立川志らべ 口先先行一車

20年近く競輪をたしなんで気づいた〝まくり〟のことそれは…1/1ページ

立川志らべ
立川志らべ

私も20年近く競輪をたしなんできましたが、今ごろになって、よーやく気づいたことがあります。しかも、これはかなり大事なことです。来年のセンター試験に出ますよ。(センター試験ってもうない?)では、来年の共通一次試験に出ます。それは、〝まくりは決まりにくい〟ってことです。

まくりという戦法は、きれいに決まった時は見栄えも良く、選手も実に気持ちがいいと言います。しかし、戦績が上位で、まくりを主戦法にする選手がそう簡単に中団が奪えるでしょうか。

奪えないんだな~、これが。

だいたい、戦績が格下の選手の立場になって考えてみれば、そう簡単には中団を与えたくないですよ。3分戦なら、そう考えている機動型が2人いるわけです。で、7番手に置かれてしまう。7番手に置かれると中団の選手に合わされたり、先行の番手の選手にさばかれたりと、大きな障害が待っているわけです。初日の豊橋ナイター最終レースはまさしくそれでしたね。

それとは別に、戦績上位で逃げが主戦法の選手がいた場合も、別線の機動型が普段逃げていなくても、逃がしてなるものかと主導権取りに出て、戦績上位の本命選手が後方に置かれて不発に終わる、というパターンもよーく目にしますよね? それが豊橋初日の10Rです。

じゃあ、どうしたらいいのかというと、本線以外を狙った方がいいってことです。基本線としては、格下ラインの先行の番手選手、もしくは格下ラインの中団まくりを狙うということでしょうなあ。

で、2日目の豊橋12Rは、初日に10Rと12Rで敗れた松岡と松本が登場。戦績上位の松本が人気でしょうが、松岡ラインの逃げを狙うべきでしょう。松岡逃げりゃ坂本飛び出すの原理で、〔5〕↔〔4〕〔1〕―〔3〕〔7〕。

松本がすんなり中団まくりを決めたらどうするって?  「そんな安い車券は捨ててやった」と、やせ我慢をするのが江戸っ子だぜ。(伊豆っ子だけど)(落語立川流真打)

■立川志らべ(たてかわ・しらべ)1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都・73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。

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