今から始めよう!70代まで働く健康術

年末年始の暴飲暴食を改善 医師が教える「食生活の見直しのコツ」1/2ページ

同僚や友人との久しぶりの一杯でつい酒量が増え、シメのラーメンまで…。健康診断で脂肪肝や2型糖尿病と診断されている人は、この「つい」が良くないことは自身がよく知っている。だが、今の時期、少しは解放感を味わいたいのも人情。健康と飲食に、どう折り合いをつければいいのか。

「会食のときに飲食量が増える方は、会食以外の食生活に注意することをまず考えましょう。トータルで飲み過ぎ食べ過ぎを是正することを意識してください」

こう話すのは、生活習慣病の患者を数多く診ている東海大学東京病院客員准教授の茂出木成幸医師(櫻澤医院院長)=写真。同病院の人間ドックや抗加齢ドックの診断・指導も行っている。

「会食以外の日は日本酒換算で1合まで、ビールは350ミリリットル1本までなど、飲む量を低く抑えることを考えましょう。休肝日を作ることができればベスト。食事内容や間食にも注意していただきたいと思います」

たとえば、会食の翌日は胃もたれで朝食を抜くことがあるだろう。1食抜いたら前日の摂取カロリーを消費しそうに思うが、その分、昼食にラーメンと餃子を平らげると、血糖値が急上昇して細胞に脂肪がたまりやすくなる。さらに、夕食で晩酌を控えたとしても、ごはんたっぷりの海鮮丼を食べ、寝る前にスイーツを頬張るだけで、酒を飲まなくても脂肪肝や2型糖尿病のリスクを高めてしまう。

「脂肪肝や代謝異常には、ご飯や麺類などの炭水化物のとり過ぎ、スイーツの食べ過ぎも関与します。特に寝る前に食べるスイーツは、エネルギー代謝が低い状態なのでよくありません。スイーツは食後のデザート程度にとどめましょう」

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