昭和のことば

腰から腿のあたりを覆う男性用の下着 「サルマタ」(昭和46年)1/1ページ

サルマタとは腰から腿のあたりを覆う男性用の下着である。ももひきだのステテコだのパッチだのとバリエーションはあるが、どれも(スエットが普及前の)昭和のお父さんおなじみの部屋着スタイルである。

昔からあることばだが、元祖一人暮らし哀愁漫画『男おいどん』(松本零士作)で、放置しきったサルマタに「サルマタケ」という謎のキノコが生え、それをメシのオカズにするというインパクト大の描写があり、サルマタは昭和の子供の脳裏に深く刻み込まれたのであった。

この年の主な事件は、「第一勧業銀行発足、預金高全国1位へ」「天皇・皇后両陛下、初めての広島原爆慰霊碑参拝」「大相撲、横綱大鵬引退」「群馬県連続女性誘拐殺人事件容疑者・大久保清逮捕」「雑誌『ノンノ』創刊、アンノン族の語が生まれる」「沖縄返還協定調印」「環境庁発足」「全日空機、雫石上空で自衛隊機と衝突」「1ドル=308円の新レート実施」「新宿の派出所裏でクリスマスツリーに仕掛けた爆弾が爆発」「警視庁、極左暴力取締本部発足」など。

また、巷では、中山律子ら女子プロボーラーが空前の人気を博していた。

いまで言えばボクサーパンツである。トランクスだとかレギンスだとかアンダータイツとか、機能も進化、名前も「消臭」されたが、ちょっと恥ずかしがってクスッと笑う昭和的な粋は消えた。

なんでもフラットは面白くない。下(しも)があるから上が映える。そんな社会が懐かしい。 =敬称略

(中丸謙一朗)

〈昭和46(1971)年の流行歌〉 「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)「わたしの城下町」(小柳ルミ子)「出発(たびだち)の歌」(上條恒彦と六文銭)

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