年末は金の鞍賞と高知県知事賞のW重賞! 話題いっぱいの高知競馬の一年を大恵陽子が振り返る 1/1ページ

カクテル光線がまぶしい「夜さ恋ナイター」
カクテル光線がまぶしい「夜さ恋ナイター」
高知競馬の魅力を語る大恵氏
高知競馬の魅力を語る大恵氏

競馬ファンの間にもすっかり定着した高知競馬の『夜さ恋ナイター』。

その楽しさとレースのドキドキをYouTubeの『ヨルノヲケイバ~高知けいばライブ~』を通じて発信しているのが、競馬リポーターの大恵陽子さんだ。

zakzakには6月の高知優駿展望に続く2回目の登場。〝高知けいばLOVE〟あふれる大恵さんが、話題がいっぱいだった今年一年を振り返り、年末のビッグレースの見所についても熱く語った。

別府真衣騎手 調教師に転身

今年もいろいろなことがありましたけど、高知競馬は好循環で、明るいニュース、いいニュースが多かったですね。まずは最近の話で、別府真衣騎手の調教師合格。ホントに明るくて気さくな人で、個人的には彼女がいたからこそ、高知に通ってきたみたいなものです。その人望の厚さが伝わってきたのが、11月28日の引退の日でしたね。19日の合格発表からいくらも日にちがなかったのに、出馬表には〝真衣ちゃん〟への協賛レースがたくさん並んでたのにはびっくり。そして、16年間の騎手生活のラストライド(7R・ダノンチャンス)を見事に勝ったのですからドラマチックでした。今後は宮川真衣調教師。その管理馬にご主人の宮川実騎手が乗って重賞を勝つ、そんなシーン、皆さん観たいですよね。

期待のルーキー 岡遼太郎騎手

フレッシュな力もグングン伸びています。ここ何年か、高知からデビューする騎手が増えてるんですよ。若い人のなかにも〝高知競馬楽しそう〟ってイメージが浸透してるのか、地方競馬教養センター(騎手課程がある)に入ってから、高知を希望する子が増えています。

今年4月にデビューした岡遼太郎騎手(中西達也厩舎)もその一人。デビュー日にはご両親からの個人協賛レースで、〝はいはいが信じられないスピードだった遼太郎。これからも思う存分逃げてください〟とメッセージをもらった彼が、地元・高知で8月に行われたヤングジョッキーズシリーズ・トライアルラウンドを鮮やかに逃げ切ったんです。12月27日(大井)、28日(中山)のファイナルラウンドにも進出が決定。頑張ってほしいです。

片や、デビュー27年目の倉兼育康騎手が、9月20日に地方通算2000勝を達成しました。長いキャリアの間には韓国の競馬場で活躍された時代もある騎手です。若い力に刺激されて、西川敏弘騎手や赤岡修次騎手といったベテランもバリバリ。騎手全体のムードがいいですね。

高知1億円馬の誕生

10月9日には準重賞の『アドミラブル賞』を勝ったスペルマロン(セン7、別府真司厩舎)が、高知競馬だけの収得賞金で史上初めて1億円を突破しました。高知転入後の2年あまりで31戦21勝。1億円という数字は、高知競馬の賞金が上がっていることを含め、充実したレースが行われていることを示してくれたのでは。

また、2歳馬にもすごい馬が出現しました。高知4戦4勝のマリンスカイ(牡、打越勇児厩舎)。主戦は宮川実騎手です。スタートからスピードが全然違うって感じで、見てて気持ちがいい行きっぷり。次元が違いすぎて、現在の地元には相手になる馬がいないかなぁ。そこで15日には早くも交流競走のJpnⅠ全日本2歳優駿(川崎、ダート1600㍍)にチャレンジしました。スタートしてすぐ、ぶつけられる大きな不利があって、本来のスピードをお見せ出来なかった(13着)のが残念でしたが…。

年末2重賞の見どころは

年末の高知では楽しみな重賞が2鞍組まれています。28日は第43回金の鞍賞(サラ2歳、ダート1400㍍)。マリンスカイが全日本2歳優駿に回ったため、にわかに混戦ムードですね。そこに新たな風を吹き込んできたのが、門別からの転入馬アンティキティラ(牡、別府真司厩舎)です。門別で9戦3勝の賞金があったため、移籍初戦からいきなり古馬と対戦。C2クラスを2番手からしっかり伸びて勝ち切りました。今年の高知優駿を勝ったハルノインパクト(牡3、宮路洋一厩舎)でも、2歳時はC3勝ちまで。C2勝ちとなれば、期待は自ずと高まります。地元デビュー馬からはリュウノアンジェラ(牝、國澤輝幸厩舎)。ここ2戦はマリンスカイのスピードについて行って失速してしまいましたが、マリンが不在なら。デビューから3連勝して、世代上位の力を持っていますので。

31日は薄暮開催になります。メインの第52回高知県知事賞(サラ3歳上、ダート2400㍍)はやっぱり、スペルマロンに注目ですね。このレース、史上初の3連覇がかかっています。スペルマロンは距離が延びて味が出てくるタイプ。短い距離でも相手なりに対応できますが、2400㍍なら自分の動きたいところで動けるので安定感が違います。ライバルと言えるかどうかですが、ちょっと面白いのはクラウンシャイン(牡9、那俄性哲也厩舎)かな。9月の珊瑚冠賞(ダート1900㍍)でスペルマロンの2着に負けてるんですが、道中、砂の深いインに閉じ込められての1馬身半差でした。枠順とか並びによっては…。

一発逆転レースの醍醐味も『ヨルノヲケイバ』で

レースでファンの皆さんの人気を集めているのが、最終レースに組まれている『一発逆転ファイナルレース』です。前回もお伝えしたのですが、最近の成績が振るわない馬や、力の似た馬を選抜して組まれたレースで、当てる難易度がグッと上がっています。乗ってるジョッキーですら〝このレース、誰が逃げるんやろ?〟なんて、展開がまったく読めないときもあります。

本来は〝近走で勝てない馬に、どれか勝つチャンスを与えよう〟という意味の〝一発逆転〟なんですよね。だけど、高配当になりやすいぶん、馬券ファンにとっても逆転のチャンスになる。『ヨルノヲケイバ』の配信でも、馬単3万馬券が当たったりして救われたこともあるんです。番組では『大恵総合研究所』を設立してデータをお届けしています。私の場合はもっぱらジョッキー買いですね。〝ファイナル〟での成績がいい、塚本雄大騎手や、山崎雅由騎手を絡めた7頭ボックスとか、6頭ボックスで。まあ、〝地引き網漁〟みたいなもんですね(笑)。

31日、高知県知事賞の日の『ヨルノヲケイバ』は、私と競馬評論家の斎藤修さん、競馬キャスターの小堺翔太さんの3人でお届けします。16時から配信スタート。実はこの3人、ここまでの番組配信日で、1日の収支〝トップ3〟なんです。ですので、少しでも皆さまの的中のサポートになれば、と。どうぞ、高知けいばライブをお楽しみください。

◆略歴◆

大恵陽子(おおえ・ようこ) 神戸市出身。小学5年から地方とJRAで競馬ファンとなり、イベントの司会や雑誌などに執筆。高知競馬のYouTube配信『ヨルノヲケイバ~高知けいばライブ~』に準レギュラーとして出演中

◆高知競馬YouTubeはこちら◆

提供:高知県競馬組合



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