週末、山へ行こう

何度も訪れたい本格的雪山「赤岳」(山梨県) 標高2899メートル 1/2ページ

赤岳山頂から南側の眺め。奥に見えているのは南アルプス
赤岳山頂から南側の眺め。奥に見えているのは南アルプス
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1年を通じて多くの登山者が訪れる八ケ岳。冬は積雪もあり、本格的な雪山となるが、交通の便がよく、冬も営業をしている山小屋が多いことから、雪の八ケ岳を目指す登山者で賑わう。12月に入り、八ケ岳連峰が白く雪を冠っているのを中央本線や中央自動車道から眺められるようになると、ああいよいよ雪山のシーズンだ、今年はどこへ行こうかとワクワクする。

何度も訪れている大好きな山が、八ケ岳の最高峰、赤岳。西面と東面、両方から登山道が通じている。比較的アプローチがしやすいのは西面、美濃戸口から。道中に冬季も営業している快適な山小屋があり、通常は1泊2日の行程で山頂を目指すことができる。

登山口から森林限界までは静かなシラビソの森。木々に雪がついているのが砂糖菓子のようだといつも思いながら歩く。沢沿いのルートは、沢の近くに寄ると岩などについた氷が芸術的な形を見せていたりする。上部は急斜面の樹林帯を抜けて森林限界へ。急斜面あり、岩場あり、かなり険しい。稜線(りょうせん)に出ると風が一気に強まり、緊張感も高まるが、目の前に赤岳や阿弥陀岳が眺められ、美しさと迫力に息をのむ。

頑張って登り切り、山頂に立つと360度の展望が広がっている。八ケ岳連峰の周りの山々が間近に連なり、南側を見れば富士山や南アルプスの山々、西から北方向に中央アルプス、北アルプス。北側には北信の山々も眺められるだろう。3000メートル級の山々は雪をかぶって白く輝いている。天気の良い日なら、白い山と青空のコントラストがすばらしく、時間が許す限り滞在したいと思ってしまう。

雪山登山を始めたときの「あこがれの山」で、登ることができてからはいろいろなルートから何度も登った山。毎回驚きや感動、ときに畏れを与えてくれる山。…そういえばここ数年、赤岳の山頂に立っていない。今シーズンは足を運ぼう。いつ、誰と出掛けようか。どのルートを歩こうか。

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