早期卒業を果たし来年1月にデビュー予定の中野慎詞 競輪1/1ページ

日本競輪選手養成所第121期早期卒業の中野慎詞(岩手)
日本競輪選手養成所第121期早期卒業の中野慎詞(岩手)

日本競輪選手養成所には成績優秀な候補生を他の候補生よりも先に卒業し、一足先にデビューすることが可能な早期卒業制度がある。早期卒業候補者となるには、入所直後の5月と中間期である9月に行われる記録会でゴールデンキャップ(スピード・持久力共に優れた候補生に与えられる)を獲得し、かつ養成所が定める基準タイムをクリアする必要があり、壁は厚い。それを乗り越えて早期卒業を決めたのが121期で現在、早稲田大学在学中(卒業見込み)の中野慎詞(22・岩手)だ。

12月22日午前中に早期卒業証書を受け取った後、すぐ上京して都内のスポーツ新聞社等に同じく早期卒業を果たした同期・太田海也(22・岡山)と表敬訪問した。その合間にはツイッターで「師匠との出会いをきっかけに競輪選手を目指し背中を追い続け13年。やっとスタートラインに立つことが出来ました!」と小学校3年生時の、のちに師匠となる佐藤友和(岩手)との2ショット写真を発信し、喜びをのぞかせた。

早期卒業については「117期の寺崎(浩平)さん、菊池(岳仁)さんが早期卒業されていたので自分も入所前から狙っていた」と力強い。1月デビューに向け「今までにないようなワクワク感がある」とすでに気持ちは実戦に向いている。

養成所前からナショナルチームに所属しており「パリ五輪でメダル獲得を目指す」と競輪と自転車競技の二刀流狙う超逸材だ。「最低でも18連勝でS級入り。自信はもちろんあります」。順当に進めば来春にはS級の舞台でトップレーサーと戦える。目標とする選手は「先行でトップになった脇本雄太さんです」。憧れの脇本とビッグレースで先行争いをするために最短でのS級入りを有言実行だ。

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