編集局から

スポーツ取材はいまだにオンライン形式…夕刊紙に厳しい取材環境1/1ページ

世界がコロナ禍に多くの自由を奪われたまま迎える2度目の年の瀬。スポーツの取材はいまだオンライン形式が大半を占め、特に朝刊紙と横並びの報道が許されない夕刊紙にとっては、厳しい取材環境が続いています。

現場に足を運んで少しずつ取材対象と信頼関係を築き、マンツーマンの会話で特ダネを引き出すのが記者の醍醐味。たとえば野球場をうろつき回り、タイミングを見計らって物陰で選手に話しかけることでしか、書けない記事があるのです。

感染症対策で厳格な取材規制が敷かれて以降、弊紙運動部の記者はこれまで築いた信頼関係を頼りに、選手や関係者に〝文明の利器〟で直接コンタクトを取るなどしながら、なんとか独自情報を盛り込んだ記事を世に送り出してきました。

そうした努力の成果に対し、「コロナ規制で直接取材ができないのに、こんな話を聞けるはずがない。この関係者は実在しない。この記事はでたらめ」といった見当違いな批判をネット上で目にすると、本当にやりきれない気持ちになります。

今年も1年間、制限だらけの現場で必死にネタを探し回った記者たちの奮闘に、愛読者の皆さまがこの年末のほんのひとときでも、心を寄せて頂けましたら幸甚です。オミクロン株が心配ですが、来年も夕刊フジ運動部はがんばります。(運動部デスク・笹森倫)

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