女子レーサーの頂点に立つのは誰だ 西村美智子、初出場Vへ「ワクワクしかない」 『プレミアムGⅠ第10回クイーンズクライマックス』1/1ページ

西村美智子
西村美智子

今年のボート界を締めくくる『プレミアムGⅠ第10回クイーンズクライマックス』は28日から31日までの4日間、福岡市中央区のボートレース福岡で行われる。今回は大会初出場を果たした西村美智子のインタビューを中心に、大会の展望をお届けする。

たとえ時間がかかっても努力は間違いなく糧になる。西村美智子(37)=香川=はここ数年でそれを体現してきた。

2004年11月のまるがめでデビュー。持ち味の果敢なターンを武器に存在感を示していたが、優勝には手が届かずにいた。それでも前向きに走り続けて、昨年4月の宮島オールレディースで初優勝。デビューから15年6カ月での悲願達成は、西村の勢いを加速させる〝起爆剤〟となった。

本人も「初優勝してからはメンタル的に強くなれたと思います」と振り返るように、勝率が上昇して優出回数も増加。今年5月の鳴門ヴィーナスシリーズで2度目のVを飾ると、7月からは初のA1級昇格を果たした。

賞金も着実に加算し、11月の多摩川レディースチャレンジカップは選出順位10位で参戦。「自分は(クイーンズクライマックス出場の)勝負駆けだと思っていたけど、初日の新聞で『当確』になっていて。それでリラックスできて無欲で臨めました」。序盤から大崩れのない走りでポイントを加算してGⅡ初優出(2着)を果たすとともに、選出順位9位でクイーンズC初出場を決めた。

前節のまるがめオールレディースは2度目の優勝戦の1号艇をゲット。3度目の優勝のチャンスだったが、4号艇の香川素子に差されて2着に敗れた。「スタート(コンマ11)は全速で行けたけど…。もっとできることはあったのかな」と悔やみながらも、近況は4場所連続で優出中と好調をキープしている。

「冷静に、落ち着いてレースはできているし、調整でバタバタすることもないですね」

キャリアを重ねて精神面やスタート、旋回などの操縦技術だけでなく、調整力も向上。確実に地力はアップしており、年末の大舞台での活躍に注目が集まる。

「初めてのクイーンズCだからワクワクしかないです。枠番抽選も楽しみだし、全力で楽しんでくるつもりです」

未知なる戦いに心躍らせる遅咲きの努力家が、暮れの福岡で思い切りのいい攻撃を披露する。

◆大会展望

今年も16優出6Vとハイレベルな活躍を続けてきた平高奈菜(34)=香川=が、昨年の第10回(浜名湖)からの大会連覇を目指す。

女子戦ではトップクラスの攻撃力を発揮して常にV戦線をリード。SGも前節の住之江グランプリシリーズを含めて6節出場を果たし、地元のまるがめで行われた7月のGⅡ全国ボートレース甲子園とGⅠ69周年記念でともに6強入り。実力は男子相手でも遜色ないレベルまで向上している。史上初となる2年連続のティアラ戴冠を狙って、トライアル初戦から全力で白星を奪いにかかる。

8月の浜名湖レディースチャンピオンを制した女子賞金ランク1位の遠藤エミ(33)=滋賀=は、11月の多摩川レディースチャレンジカップで優勝。今月の鳴門BBCトーナメントも優出4着と近況も好調だ。達成すれば史上初となる『同年の女子GⅠ連続優勝』と2度目の大会制覇に照準を合わせて、機敏な立ち回りを披露する。

地元での大舞台で気合が入る小野生奈、渡辺優美、大山千広の福岡支部トリオはもちろん、9月に当地で女子初の24場完全制覇を決めた田口節子、10年連続出場の〝皆勤賞〟寺田千恵、悲願のGⅠ初Vに挑む守屋美穂の岡山支部トリオ、GⅠ3Vの実力者・平山智加らも争覇圏内だ。

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