少しずつ見えてきた「オミクロン株」の正体 南アフリカでは約1カ月でピークアウトの兆し デルタ株よりリスク低下、日本の「第6波」は限定的か1/2ページ

カジノや映画館が入る商業施設で、混雑する人気ゲームコーナー=18日、南ア・ヨハネスブルク(共同)
カジノや映画館が入る商業施設で、混雑する人気ゲームコーナー=18日、南ア・ヨハネスブルク(共同)

新型コロナウイルスのオミクロン株の正体が少しずつ見えてきた。高い感染力で世界に広がっているが、最初に報告された南アフリカでは約1カ月でピークアウトの兆しが出ているという。感染拡大が止まらない欧米でも入院率や重症化率、死者数はデルタ株を下回るというデータもある。市中感染が徐々に広がる日本はどうなるのか。

27日に国内でオミクロン株の感染が確認されたのは7都府県で計12人。広島県は中国地方初の市中感染とみられる。

英国やフランス、カナダでは23日に新規感染者が過去最多を更新し、米国では初確認から2週間で約7割がオミクロン株に置き換わった。

京都大の西浦博教授の研究チームは、南アの疫学データやゲノム(全遺伝情報)解析結果から、1人の感染者が何人にうつしたかを示す「実効再生産数」はデルタ株の4・2倍。データの偏りを考慮しても、少なくとも2倍に上るとした。

世界保健機関(WHO)は市中感染が広がれば、1日半から3日の短期間で感染者数が2倍になると推計している。

一方、南アフリカの国立伝染病研究所の科学者は、オミクロン株が最初に検出されたハウテン州で感染が約1カ月でピークを迎えたもようだという認識を示した。

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