大手コンビニのローソンは、年末年始に東京都心部を中心に約90店舗で時短や休業を実施する。広報担当者は「過去の販売データから、オフィス街周辺の店舗では年末年始にほとんど客入りがない日や時間帯があり、合理的に判断した」と説明する。
年末の食材などの買い物について、消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏は「スーパーやデパートでは年末に食材の価格が高くなるので、本来なら12月上旬までに買って冷凍保存しておきたい。年末に買う場合、量販店で年内最終営業日の閉店時間付近の売り尽くしを狙う手もあるが、値下げ交渉の余地がある個人商店もおすすめだ。『道の駅』の直売所では昼過ぎなど早い時間から値下げが始まることもある」と解説する。
食品価格は今後も値上げが続くとみられ、個人商店との関係を構築しておくタイミングとしてもいいそうだ。
スーパーやデパートの買い物は年明けが狙い目だという。「最初の開店日に売れ残った商品が安売りされることが多く、鍋の具材やお歳暮用のハムなども手ごろに購入できる」とアドバイスした。