安倍元首相、新春特別インタビュー 強まる中国の軍事的威圧に〝2つのすべきこと〟 日本経済の気になる今後「雇用維持にも、積極的な財政出動が必要」1/5ページ

安倍晋三元首相=22日午後、東京都千代田区(川口良介撮影)
安倍晋三元首相=22日午後、東京都千代田区(川口良介撮影)
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安倍晋三元首相が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。新型コロナウイルスとの戦いと、自身も誘致に関わった東京五輪・パラリンピックの成功。日本経済の現状と気になる今後。中国の軍事的覇権拡大と、「自由」「民主」「人権」「法の支配」といった価値観を共有する台湾への思い。欧米諸国の議会が先行した対中非難決議と、北京冬季五輪の「外交的ボイコット」のあり方。日米同盟と、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の重要性。岸田文雄政権への思いなど、大胆に語った。 (矢野将史、海野慎介)

――2021年をどう振り返るか

「まさに、『新型コロナとの戦いの1年』に尽きると思う。国民の方々には『緊急事態宣言』や、さまざまな『要請』などで不便をおかけした。2月に医療従事者と高齢者からワクチン接種が始まり、その後、政府と自治体、医療従事者、国民が一丸となって接種を進めた。『1日100万回接種』が目標だったが、1日150万回に到達した日もあった」

――ワクチンの2回接種完了者は12月末で約8割だ

「接種時に大きな事故もなく、スムーズに進んだことが大きい。自衛隊の大規模接種センターも1つの模範となった」

――こうしたなか、7月23日から東京五輪が、8月24日からパラリンピックが開催された

「メディアや野党、識者の中には、『オリパラを開催すれば、日本は感染爆発で大変なことになる』などと大反対する向きもあった。朝日新聞などは社説で『夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める』と書いた。一方で、自社主催の全国高校野球選手権大会は開催した。理解できない。菅義偉前首相は強い信念を持ってワクチン接種を進めて感染を抑え込み、オリパラを開催して日本の責任を果たした。心から称賛したい」

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