新庄剛志BIGBOSS「ボロ船」日本ハムをいかに再生させるか 「どう変わるか楽しみ」助っ人に期待 若手育成への自信も1/1ページ

就任1年目でどこまで上を目指せるか
就任1年目でどこまで上を目指せるか

プロ野球の今オフの主役、日本ハムの新庄剛志新監督(49)。2006年の現役引退から15年ぶりに北の大地に舞い戻った〝BIGBOSS〟の使命は、ここ5年間では5位が4度と低迷する古巣を、2023年の新球場開業を前に上昇気流に乗せることだ。

「ボロ船」―。新指揮官は地元民放局のインタビューで、現在のチーム状態を過激に表現した。10年間にも及んだ栗山英樹前監督(60)の長期政権はマンネリで活力を失い、今季までの主砲だった中田は8月中に同僚への暴力事案に伴って巨人に無償トレード。シーズン終了後、稲葉GMが就任した新体制でも血の入れ替えが進んだ。

11月にはFA権を持つ主力の西川、大田、秋吉に「ノンテンダー」と称して自由契約を通告。新庄監督は「良かったんじゃないですかね。好きな球団に自由に行ける。そのへんは僕はタッチしてないので」と淡々と受け止めた。日本ハムにおいて監督はあくまで〝現場監督〟であり、チーム編成への影響力が限られることは百も承知だ。

「多分みんなも同じ思いだと思うけど、そんなに強いチームではない」と率直に語る指揮官。稲葉GMが用意する戦力で就任1年目から、過渡期のチームをいかに勝たせるのか。即効性が期待できるのが新外国人だ。

19年に31本塁打を放つなど27歳の若さで米大リーグ通算156発を誇るレナート・ヌニエス内野手=前ブルワーズ=を、メジャーで4番を張ったBIGBOSSも「彼は打つよ。持ってるよ」と太鼓判を押す。メジャー通算173試合登板で先発を期待されるジョン・ガント投手(29)=前ツインズ=に至っては、「これ、本当にウチに来てくれるの? 凄いピッチャーだね。YouTubeで彼の映像を見て、思わず『いいね!』押しちゃいそうになったよ」と興奮気味に激賞。さらに、二遊間を守れて両打ちのアリスメンディ・アルカンタラ内野手(30)=前ジャイアンツ、198センチ右腕のコディ・ポンセ投手(27)=前パイレーツ=も合わせ、助っ人4人を立て続けて獲得した。

コストカットで放出した主力の穴埋めとして、当座は大物助っ人のフル活用でしのぐ。もっとも新庄監督は「いい選手を(他から)獲ってきて、という野球ってあんまり面白くない。僕は戦力は2軍の選手だと思っている。何とか補強もせずに(いきたい)」とも語り、本音では自軍の若手の底上げに活路を見いだしたい考え。「僕のアドバイスや、行動やトークでどう変わるか。楽しみですね」と育成手腕への自信もうかがわせる。

「で、ボッロボロに負けたりしてね(笑)。でも、どっちかでいいと思う。ぐわーって(上に行くか)、がーんって(下に)なるか。どっちか極端でいい」。思い出の詰まった札幌ドームでの最終年となる22年、いまだ天井知らずのフィーバーはどこまで続くのか。

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