小笠原で震度5強、今後の脅威は 専門家は地震活動の活発化指摘 島村特任教授「首都直下地震が刻一刻と迫っている証拠」1/1ページ

4日午前6時8分ごろ、東京・小笠原諸島の母島で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は父島近海で、震源の深さは約77キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定される。専門家は地震活動が活発化していると指摘。首都直下地震など近い将来の危機との関連に注目する。

母島で震度5強のほか、父島、父島三日月山で震度4を観測した。地震による人的被害は確認されていない。

小笠原村役場の主事木崎守さん(24)は、「眠っていたら突き上げるような衝撃が来て跳び起きた。揺れはすぐに収まり、机の上のペン立てが倒れる程度だった」と話した。

夕刊フジで「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」(毎週木曜)を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は、「小笠原近海ではフィリピン海プレートに太平洋プレートが潜り込むことで震源の深い地震が発生しやすいが、今回のような比較的浅い地震は直近で起きていない。フィリピン海プレート自体のひずみが起こした地震ではないか」とみる。

昨年は最大震度5弱以上の地震は10回発生したが、半分以上は下半期に発生した。首都圏では10月7日に千葉県北西部で最大震度5強、12月3日に山梨県東部・富士五湖で5弱の揺れが起きたことは記憶に新しいが、脅威は迫っているのか。

島村氏は「浅い地震はプレート全体の地震活動の度合が上がっていることを示す。東京から小笠原諸島まで900キロも離れているが、首都圏は同じフィリピン海プレート上に位置する。首都直下地震や南海トラフ地震などが刻一刻と迫る一つの証拠だ」と分析した。

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