巨人、5番は決まり?助っ人ポランコの実力は? スモークの二の舞いは避けたい…カギは家族ケア1/1ページ

巨人は5日、グレゴリー・ポランコ外野手(30)=前ブルージェイズ傘下3A=と契約合意したことを発表した。大リーグ通算96本塁打、98盗塁の打って守れる大物で懸案だった5番打者のスポットは安泰か。

球団を通じて「読売巨人軍に入団することになり、とても胸が高鳴っています。最高のパフォーマンスを見せ、一緒に優勝しましょう。さあ行こう!」とコメントしたドミニカンは左投左打。2013年には有望株ランキングで全体12位に評価された。パイレーツで14年にメジャーデビューを果たすと、15年に153試合に出場し規定打席に到達。打率・256、9本塁打、52打点。ナ・リーグ6位となる27盗塁。18年には自己最多の23本塁打をマークしている。

ただ近年はケガに泣かされ続けている。18年9月に左肩を脱臼し、関節唇修復手術を受け、19年は同箇所の炎症で離脱。20年の末には右手首を骨折。21年も両内転筋の違和感で離脱し、8月末に自由契約となっている。大リーグ関係者は「度重なる左肩の故障で以前のような強肩は期待できない。選球眼が良いタイプではないので7番あたりが妥当」と指摘する。

新助っ人を迎え入れるキーになりそうなのが、家族へのケアだ。ポランコのインスタグラムには、昨年生まれたばかりの子供や家族愛あふれる画像が満載。昨季はメジャー通算196本塁打のスモークを獲得も「来日がかなわなかった家族との生活を優先したい」という本人の希望で、わずか2カ月で帰国した。スモークの二の舞いは何とか避けたいところだろう。日本野球機構の斉藤惇コミッショナーは「家族も来日できるようにしないと。人道上の問題。すぐに話し合いを始める」と日本政府に働きかける意向を示している。

期待の助っ人砲を機能させるハードルはなかなかに高そうだ。(片岡将)

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