元文春エース記者 竜太郎が見た!

「紅白」が年末の音楽特番の位置づけになる日 視聴者が求めるのは〝偉大なるマンネリ〟 1/2ページ

昨年の紅白は大きく視聴率を落したが…
昨年の紅白は大きく視聴率を落したが…

「番組全体を見て視聴率が下がるかもしれないと予想していましたが、あんなに下がるとは…、衝撃でしたね。コロナの影響やテレビ離れは今に始まったことではないですし、今後視聴率が上向きになるとは考えられない。状況を考えると2022年は30%切ってもおかしくない。レコ大が失速したように、『紅白』も同じ道をたどるのではないか」(NHK関係者)

昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』(第2部)の平均世帯視聴率が34・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最低を記録。一昨年の40・3%から一気に6ポイント落ち、合格点といわれる40%に遠く及ばず。ネットでは『紅白』不要論が白熱し、結果を受けニュースが飛び交った。

「娯楽が多様化してネットに人が流れたとか、昨年と違い外出する人が増えたというのは所詮言い訳。日テレの『笑ってはいけない』がなくなり、むしろ視聴者獲得の追い風だったはず」(同前)

では、今回の敗因は何だったのか。

「やはり演出に工夫が足りなかった。『紅白』に視聴者が求めるのは〝偉大なるマンネリ〟。またかよと文句を言いながらも楽しんでいる。そのひとつ〝お祭り感〟が欠けていて、『マツケンサンバ』みたいな豪華なにぎやかしをもっと取り入れないとワクワクしない。またコラボはあっても応援団は少なかった。M―1優勝の錦鯉に『こんにちは~』ってやらせるくらいのネタをたくさん仕込んでおかないと面白くない」(紅白経験のある制作関係者)

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