政界マル秘紳士録

玉木雄一郎・国民民主党代表 存在感や支持率どう上げていくか 安全保障や原発政策で「保守」の観点を強く打ち出すべきではないか2/2ページ

この時は落選したが、4年後の「政権交代選挙」に再挑戦して、初当選を果たした。保守政治家を自認しながらも、リベラル色が強い玉木氏の原点があるのだろう。

それにしても、国民民主党が掲げる「改革中道」は分かりにくい。「穏健保守からリベラルまでを包摂する」という意味のようだが、そうした幅広さが、むしろ国民へのアピール力を減じているように思える。

特に、安全保障や原発政策で、もっと玉木氏自身が目指す「保守」の観点を強く打ち出すべきではないか。

党の全体像も見えづらい。玉木氏の発言が党全体の意見なのか、個人的見解なのか不明確だ。メディア対応も、玉木氏に偏り過ぎている。大塚耕平代表代行、榛葉賀津也幹事長、古川元久国対委員長、岸本周平選対委員長ら、他の党役員をもっと活用した方がいい。

衆院選で、自民党は絶対安定多数を獲得したが、手放しで自民党政治が支持されているようには見えない。むしろ、有権者の不満は高まっているように思える。

こうしたなか、国民民主党が保守層に訴える政策を打ち出せば、多くの有権者が流れ込んでくる可能性はある。いずれにしても、7月の参院選が玉木氏の正念場となる。(政治評論家)

=おわり

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