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心臓に悪影響を及ぼす「睡眠時無呼吸症候群」 心原性脳梗塞につながることも ニューハート・ワタナベ国際病院・大塚俊哉副院長が解説1/2ページ

ニューハート・ワタナベ国際病院ウルフ-オオツカ低侵襲心房細動手術センターセンター長の大塚俊哉副院長
ニューハート・ワタナベ国際病院ウルフ-オオツカ低侵襲心房細動手術センターセンター長の大塚俊哉副院長

新年会などでちょっと飲み過ぎて、鼻がつまった状態で寝ると大きないびきにつながることがある。中には、10秒以上呼吸が止まり大きないびきとともに呼吸をする睡眠時無呼吸症候群の人もいるので、家人などに注意深く観察してもらおう。放置すれば、高血圧などの生活習慣病の悪化、心筋梗塞や脳梗塞のリスクの上昇、日中の眠気に伴う事故など、命に関わる事態を招きかねない。そんな睡眠時無呼吸症候群は、実は心房細動という心臓病との関係が深い。

「心房細動の患者さんの約7割は、睡眠時無呼吸症候群が合併しています。睡眠時に無呼吸になり、酸素飽和度(血液中の酸素の度合)が著しく低下することで、心臓にも悪影響をもたらすのです」

こう話すのは、ニューハート・ワタナベ国際病院(東京都杉並区)ウルフ―オオツカ低侵襲心房細動手術センターセンター長の大塚俊哉副院長=顔写真。心房細動の外科的な治療で数多くの患者を救い、昨年4月からアップルウォッチのアプリ「心電図App」を診断する「アップルウォッチ外来」(無料)も実施している。

「睡眠時無呼吸症候群では、酸素飽和度が80%台に下がることもあります。酸素の供給量が減ることで心臓の電気信号も乱れ、心房細動になりやすいのです」

酸素飽和度を測定する「パルスオキシメータ」は、新型コロナウイルス感染症の重症判定でも活用されている。自宅療法中に測定し「95%」を下回ったときには、保健所などの相談センターに連絡を入れるのが一般的だ。睡眠時無呼吸症候群では、自覚のないまま「80%台」まで下がってしまう。これは由々しき事態といえる。

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