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今年は日本株に資金還流か 21年の米株投信急騰で利食いした投資家の乗り換え候補に1/1ページ

2021年は海外投資する個人投資家が多かった。最も人気の投資先だった米国は主要国で株価の上昇率が最も大きく、「資産を大幅に増やした個人客が続出しました」と、大手証券会社の営業担当者は満足顔だ。

クリスマス前までの株価上昇率は米ダウ工業株30種平均が17%、ナスダック総合指数が21%と大きいが、投資信託として最も利用の多いS&P500は26%とさらに大幅高。「米国は物価も賃金もぐんぐん上がり、株価の大幅上昇にも違和感はありません。日本の投資家は利食いが浅いといわれますが、今回の上昇局面は売りを我慢して値上がり益を確保できた顧客が多いのが特徴です」

証券会社としては、米国株の投資資産がもう1回転して手数料を落としてほしいところだ。ただ、他商品への乗り換えを強引に勧めると、顧客の離反を招いてしまう。

22年はいつ米国株の利食い売りのアドバイスをするかが証券会社の腕の見せ所になる。「上司からは米国株の乗り換え候補に日本株を含めるよう言われています」。日本マネーが米国から還流かも。

【2022年1月5日発行紙面から】

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