艇王・植木通彦 さわやか交友録

1・17阪神大震災に特別な思い 魚谷智之選手、吉川元浩選手 今年のGⅠ初戦、地元で尼崎センプルカップ 1/2ページ

吉川元浩選手(49)79期、兵庫県出身、SG優勝4回、PGⅠ・GⅠ優勝20回
吉川元浩選手(49)79期、兵庫県出身、SG優勝4回、PGⅠ・GⅠ優勝20回

16日まで兵庫県ボートレース尼崎でGⅠ尼崎センプルカップ開設69周年記念が開催中。私はこのGⅠにいろんな思い出があります。レースはもちろん、レース場の雰囲気やファンの皆さまのご声援など…。中でもこの時期には阪神・淡路大震災の経験を思い出します。

1995年1月17日の早朝でした。宿舎で寝ていると突然下から突きあげられ、びっくりして起きると、今度は横揺れが何度かあり地震の経験が少ない私はあまりの恐怖にどうしたらいいのか分かりませんでした。

魚谷智之選手(46)76期、兵庫県出身、SG優勝3回、PGⅠ・GⅠ優勝11回
魚谷智之選手(46)76期、兵庫県出身、SG優勝3回、PGⅠ・GⅠ優勝11回

この震災に最も強烈な印象があるのは地元の皆さんでしょう。大変なご苦労だったと思います。その意味から地元レーサーはこのGⅠ戦に強い思いがあると思います。今回は地元から参加の魚谷智之選手と吉川元浩選手について書きます。

魚谷選手は76期生でプロデビューが95年、レースセンスと本人の努力によってSG、GⅠを中心に活躍中です。特に2006年から07年にかけてのSG優勝ラッシュは圧倒的な強さでした。どのコースからもレースができるという新たなレーサー像を印象付けた1人だと思います。

魚谷選手のボートとボートの間に差しを決めるまくり差しは多くのファンの皆さまの記憶に残り、また常にそれを期待されていると思います。そうしたレースを完璧に行うために微妙なプロペラ角度の調整に時間を費やし妥協しないという印象を私は持っています。

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