大統領選で誰が勝っても…韓国経済は「日本を追い抜く」どころか政治主導で長期混乱期に突入へ 〝韓数字〟予測に大はしゃぎする左派系学者・ジャーナリストたち3/3ページ

野党候補の1本化がなり、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が当選したら…。左翼勢力は「彼は気弱な本質左派だから揺さぶりに弱い」と見て、攻勢は尹錫悦政権に対するよりも過激なものとなるかもしれない。

安哲秀
安哲秀

韓国政府が発表する「韓数字」の統計、つまり厚化粧のうえに美容整形手術まで施したような公式統計では、韓国の失業率はここ数年、3~4%だ。世界にも稀な低失業国家ということになる。

ところが現実は、仕事がないのに求職活動にも疲れ果て、家でゲームをしながら消日しているニートがたくさんいる。政府系機関の推計では29歳以下のニートは160万人に達する。

59歳以下の新規失業者数を上回るような新規雇用が60歳以上の年齢層にはある。それで名目上の雇用率は順調に推移している。しかし、60歳以上に対する新規雇用とは、地方自治体によるバラマキ型の失業対策事業であり、月30万ウォン(3万円相当)ほどにしかならない。

そんな実態が横にあれば、「個人の豊かさを示す購買力平価による1人当たりGNPで日本を抜いた」「名目GDPでも間もなく日本を抜く」と聞かされても、はしゃぎ回る気にはなれまい。

自虐的快感に酔うのは、「GNPの数値がすべて」と信じる、哀れな日本人たちだ。(室谷克実)

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