たくさんの指導者にも恵まれたし、阪神時代に経験した野村(克也)監督の教えもうまく取り入れると思います。成功するかはわかりませんが…(笑)。僕は別に勝たなくても楽しませてくれたらと思うけど、実は勝ちにはこだわるはず。
でも、負け続けて周囲に「ほら見たことか」と非難され、新庄はげっそり―、とは意地でもならない。いろんな人生経験をしてきたし、負けても何とかなるでいくと思う。ただ、勝っても負けても楽しんで野球をやっている、この印象だけは相当意識してやっていくでしょう。
ぶっちゃけて言うと、新庄監督はパ・リーグだから誕生できたと思う。セ・リーグ、阪神ならあり得ないですよ。ずっこけても面白い。ファンやマスコミはそうでしょう。僕の本音としては、阪神も日本ハムも勝って盛り上げてもらい、たくさんのお客さんに僕の店に食べに来てもらいたい。待ってますよ! =17日発行紙面に続く