ここで特筆したいのは、作品が売れるたびに作家にお金が入る仕組み(クリエーターズファースト)なので、創作能力のある個人はいくらでも収益を得られるということだ。
NFT市場の勢いはすさまじく、今年には絵や写真だけでなく、小説や音楽(作詞・作曲)、動画、さらにはアプリや設計図、商品、サービスも販売される見通しだ。
noteのテキスト、YouTubeの動画、Spotifyのトーク、TikTok動画などネット上にあるさまざまなコンテンツがNFT市場に入ってくる。多くの創作家たちがメタバースに移行するだろう。
個々が組んで仕事
働き方も変わる。特定企業に所属しない個人同士が組んで仕事をする「DAO(自律型分散組織)」というビジネス形態がすでに始まっている。
つまり、クリエーティブな能力とデジタルスキルを持ち合わせる個人が自由にグループを組んで働く時代が始まるということだ。
さて、当コラム「AI時代の発想術」も今回が最終回となった。ここまで書き続けてわかったことは、「アイデアを実行した人が成功する」ということだ。とにかく、あらゆることに取り組んでほしい。扉はすでに開かれている。(プランナー、久保田達也)=おわり
■連載期間中、筆者が実践した創作サービス
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