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北京五輪でメダル獲得が期待されるカーリング女子日本代表のロコ・ソラーレ(世界ランク7位)が16日、オンライン取材に応じた。
チームは新型コロナウイルスの影響から、12月にオランダの北京五輪最終予選で出場権を獲得した後、帰国せずにカナダ入り。当地の大会に出場する予定も中止に。現地で合宿を行い、直前に北京に乗り込み、ぶっつけ本番で五輪に臨むことになった。
司令塔のスキップ・藤沢五月(30)は現地で練習試合を軸に課題を洗い出す毎日という。
カーリングは氷のコンディションが大きく勝敗に左右する。北京ではアウェーの洗礼を受けかねない。しかし、日本とは違いカナダには多くのカーリングの練習場があり、あらゆる状況を想定することができる。
藤沢は北京の氷の状態について「わかりませーん」と余裕の笑顔。「どんな氷の状態であっても〝どんとこい〟という感じ」と力強く答えた。
平昌大会では銅メダルを獲得。今回はそれ以上が期待される。北京五輪の予選リーグ初戦(2月10日)は、平昌大会で金メダルを獲得した世界ランク1位のスウェーデンと対戦する。撃破して波に乗りたいところだ。 (編集委員・久保武司)