0時16分、0時26分、0時39分、0時45分、0時50分、1時1分、1時10分、1時15分、1時19分、1時31分、1時48分、1時55分、2時55分、2時56分、3時36分、4時8分、4時12分、5時33分、7時11分、7時31分。以上が記者のスマートフォンに残っている緊急速報メール(エリアメール)の履歴です。
トンガ沖の海底火山の大規模噴火を受け、16日朝にかけて、これだけの回数、津波情報が送られてきました。そのたびに個人のスマホ、社用スマホ、家族のスマホから一斉に大きな警報音が鳴り響きました。
自宅は津波が来るような場所ではないのですが、警戒を呼びかける情報は必要なのだろうとがまんしていましたが、同じ文面が何度も送られ、ウトウトしたところを起こされるという状態が続きました。
ツイッターでは「エリアメール」「神奈川県」がトレンドに上がり、ネットで音が鳴らないようにしたり、通知をオフにしたりする方法を調べる人も多かったようです。
一夜明けると、県の委託業者によるプログラム設定ミスによる誤報だと明らかになりました。県関係者の多くのスマホも同じように鳴り響いていたはずですが、もう少し早く対応できなかったのでしょうか。 (N)