桂春蝶の蝶々発止。

〝スベらない大河ドラマ〟「鎌倉殿の13人」にほれぼれ…初回は「大当たりの日の寄席」のよう1/2ページ

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する(左から)小池栄子、小栗旬、大泉洋
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する(左から)小池栄子、小栗旬、大泉洋

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をご覧になられたでしょうか? 笑いもたくさん、アホもたくさん、クソ真面目、いっちょ噛み、人間の盛衰、業や欲…。よくここまで練り込まれてるなぁと、ほれぼれしました。

私は初回を見て、「大当たりの日の寄席」を見たときと同じような気持ちになりました。当たりの日の寄席とは、「さまざまな意味で、スベってる人が出ていない」ことを指します。

まず基本として、きっちり笑いを取れる人が複数出演しているということ。笑いも1つの種類に偏っているのではなく、荒唐無稽なものから含み笑い、シュールやダジャレ、質の違う笑いで飽きさせないメンツがそろっているのが条件です。

大切なのはここから。寄席は笑いだけではあきません。

例えば、怪談噺や人情噺といった、人間の深い部分を語る人が必要不可欠なのです。落語とは「共感」の芸ですから、笑いという「陽」の共感から、恐怖や怒り、悲しみといった「陰」の共感がある方が、お客さんをひきつける。

俗説的に「スベる」とは、笑いが取れないこととなっておりますが、われわれプロ落語家の目線では「お客さまをどれだけひきつけたのか? また、劇場に来ようと思っていただけたか?」ということに尽きます。

そういう意味で「鎌倉殿の13人」は一部恐怖もあり、まったくもって「スベらない大河ドラマ」と言えます。人情という場面はまだ見られていませんが、物語が進行するにつれ幾度も出てくるに違いありません。

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