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また行動制限に逆戻りか。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、政府は「蔓延(まんえん)防止等重点措置」について、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏など11都県に適用を検討する。南アフリカに加え英国も感染が頭打ちになったが、日本はいつピークアウトするのか。
首都圏のほか新潟、岐阜、愛知、三重、長崎、熊本、宮崎の7県にも適用する方針で、期間は21日から来月13日の3週間程度とする見通し。
1都3県の知事は17日、テレビ会議を開き、小池百合子都知事は「実効性のある対策を講じないと流れは止まらない」と述べた。
大阪府の吉村洋文知事も京都、兵庫両府県知事と共同で政府に重点措置を要請するか協議する考えを表明した。
岸田文雄首相は「医療逼迫(ひっぱく)の心配があるならば、行動制限を考えなければならない」と述べる。
一方、英国は昨年12月上旬に感染者が急増したが年末年始の規制強化を避けた。今年1月4日に感染者が21万8000人超と過去最多となった後、16日には一部未集計ながら7万人強と3分の1まで減った。入院者数が減少に転じるのも間近との見方が出ている。南アフリカも昨年11月下旬の感染急増から1カ月余りでピークアウトした。
今月から感染者が急増している日本も1カ月間が一つのメドか。