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「アンネの日記」で知られるユダヤ人少女、アンネ・フランク=写真、ロイター=一家の隠れ家を密告した可能性がある人物を、米連邦捜査局(FBI)の元捜査官が率いる約20人のチームが特定した。
密告したとされるのは、ユダヤ人公証人のアーノルト・ファンデンベルフ。英BBC放送によると、調査を主導した元FBI捜査官のビンス・パンコーク氏は「ファンデンベルフは自身と妻の安全のために、接触してきたナチスに何か貴重な情報を提供しなければならなかった」と話した。
アンネの一家はホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を企てるナチスから逃れようと、占領下のオランダ・アムステルダムの隠れ家で暮らしていたが、1944年8月に拘束された。強制収容所に移されたアンネは45年、15歳で死亡した。 (共同)