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笑顔生み出す想像力は伊達じゃない!「IPの世界発信」「メタバース構築」に取り組む本気の“第2創業” バンダイナムコホールディングス・川口勝社長1/3ページ

機動戦士ガンダムの「ザク」とともにポーズ(松井英幸撮影)
機動戦士ガンダムの「ザク」とともにポーズ(松井英幸撮影)
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過去最高益へ

「世界中の人に笑顔を届ける」という思いは、ガンプラ(機動戦士ガンダムシリーズのプラモデル)の営業を担当していた新入社員当時から変わらない。バンダイとナムコの統合から17年、トップとしてグループの組織再編を進め、メタバース(ネット上の仮想空間)にも取り組むなど「第2創業」を掲げる。その本気度は伊達じゃない。 (中田達也)

――2022年3月期の業績は過去最高を見込んでいます

「(ゲームセンターなど)アミューズメントや、ライブイベント関連の事業はコロナの影響を受けましたが、ゲーム部門やガンプラなどトイホビー部門は巣ごもり需要で調子がよかったですね。事業を幅広く展開していることで競争力があったと感じます」

――ガンダムを筆頭に多くの人気IP(キャラクターなどの知的財産)を展開しています

「ガンダムもこの40年の間には厳しい時期もありましたが、歯を食いしばって継続してきたのがよかったんだと思います。IP別の売上高上位はガンダムのほか、ドラゴンボールやONE PIECE(ワンピース)、仮面ライダーなど長期間続いているものが大半ですが、鬼滅の刃のように一昨年からブームになったものもあります。IPの価値を理解して、長期にわたり安定して売り上げを立てていけるのが強みだと思います」

――日本のIPの魅力は

「日本のアニメやマンガは歴史があって奥が深く、ストーリーや作画を含めて作品のクオリティーも高いと思います。世界でも注目され、受け入れられる土壌もできてきたので、日本発のIPを世界に広げて商売していくわれわれにとっても追い風だと思います」

――海外戦略は

「北米や中国はマーケットが大きく、まだまだ伸びる余地があります。われわれは公式配信サイトでクオリティーの高い動画をどんどん出しているんですね。その後でガンプラやフィギュアなどコレクター向けの商品を出せばいいわけです」

――社内に最先端のスタジオをオープンさせたそうですね

「未来研スタジオは、(現実と仮想世界を融合する)XR技術を使った日本でトップクラスのスタジオです。コロナがあったゆえに加速した面もあり、うまく時代に対応して乗り切ることができたと思います」

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