異例の発表、米原潜「ネバダ」のグアム寄港 中国・北朝鮮を牽制 米CNN報道1/1ページ

米海軍の原子力潜水艦「ネバダ」(米海軍提供)
米海軍の原子力潜水艦「ネバダ」(米海軍提供)

米海軍のオハイオ級戦略弾道ミサイル原子力潜水艦「ネバダ」が先週末、米領グアムに寄港した。米CNN(日本語版)が18日、報じた。中国は昨年、台湾の防空識別圏(ADIZ)に960機以上もの軍用機を進入させた。北朝鮮は今年に入って弾道ミサイルを4回も発射した。米国は戦略原潜を前線展開させて、安全保障上のメッセージを送ったといえる。

「米国と地域の同盟国の協力を強化し、米国の能力や柔軟性、即応態勢、インド太平洋地域の安全と安定に対する継続的な関与を示すものだ」

米海軍はこのような声明を発表した。

CNNによると、ネバダは15日、グアムにある海軍基地に入港した。戦略原潜がグアムに寄港するのは2016年以来で、寄港が発表されるのは1980年代以降で2度目だ。

米海軍のサイトによると、ネバダは86年就役した。排水量は水上で1万6764トン、水中で1万8750トン。全長約170メートル、全幅約13メートルで、乗組員は150人以上。弾道ミサイル「トライデント」20基と、核弾頭数十発を搭載しているとされる。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ネバダは、高い攻撃力と潜航能力を持つ無二の原潜だ。普段は米本土付近に潜んで活動しており、前線であるグアムに寄港する戦略的意味はない。あえて実施したことは、『台湾有事』や『北朝鮮の暴発』などを念頭に、米国側の『いざとなったら出撃する』『やれるものならやってみろ』という強い意志を示したのだろう」と語った。

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