/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/B23BP5LL5JMT3NRSAA63PEJWKY.jpg)
女優、小池栄子(41)にとって、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は代表作になるとの評価が高まっている。小栗旬演じる北条義時とともにドラマの中核となる北条政子を演じているだけに、画面の端々から女優としての強い思いがにじみ出ているのだ。
小池にとって、大河は2005年の「義経」以来となる。このときは巴御前を演じているが、「まだグラビアから女優に転身して間がないころだっただけに、粗削りの部分もありました。それだけに今回の大河出演には並々ならぬ思いがあるようです。しかも〝尼将軍〟と呼ばれた北条政子です。時代背景としては、小栗に続く〝裏主演〟といっても過言ではない。このキャスティングに小池さんが燃えないはずがない。キャリアの集大成となるでしょう」と演劇関係者は指摘する。
16日に放送された第2回では、源頼朝(大泉洋)の子供を産んだ前妻の八重(新垣結衣)と対峙(たいじ)するシーンがあった。ここでは、小池の演技は、意気込みに満ちたものだった。
「そのシーンでは今をときめくガッキーとのアップ合戦になりました。ピリピリとした張り詰めた空気のなかで、小池さんはドアップになっても凛とした美しさを放っていましたから。まさに女優としての矜持(きょうじ)を感じさせる表情でした」と先の演劇関係者は感嘆する。