レコード人気じわり復活 生産10倍、デジタルと共存 「聴くための〝手間〟に魅力を感じる人が増えたのではないか」1/2ページ

気付けば〝V字〟回復? 写真はタワーレコードの田之上剛さん=東京・渋谷
気付けば〝V字〟回復? 写真はタワーレコードの田之上剛さん=東京・渋谷

2021年9月、CD販売大手のタワーレコードが東京・渋谷店6階に、国内最大級の品ぞろえのレコード専門フロア「TOWER VINYL SHIBUYA」をオープン。在庫計約7万枚の半数が新品で、海外で買い付けた中古も扱う。

大型スピーカーからは店が推すレコードの曲が流れ、壁には1970~80年代に流行し、今も支持が根強い「シティポップ」を代表する山下達郎のアルバムなど名盤ジャケットがずらり。東京都江東区の会社員、池宮孝征さん(53)は「プレーヤーを一度手放したが、(坂本龍一らがメンバーの)イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が好きなので、また機器をそろえて聴きたい」と話した。

日本レコード協会によると、レコード年間生産額は80年の1812億円がピークで、2010年に1億7000万円まで落ち込むが、20年には21億1700万円と盛り返している。担当者は「ジャケットデザインがファッションとして若者に注目され、新曲をレコードでも発表するアーティストが増えた」と分析する。

富山市のオーディオ専門店「クリアーサウンドイマイ」では、数年前からレコード入門客が増えた。今井芳範社長は「数万円のエントリーモデルでも雰囲気を味わえる。気軽に楽しんでほしい」と歓迎する。

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